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〈新時代宝箱〉№0003 「iPhone(アイフォン)に感動しました」 令和元年2019年8月2日(金)

理事 宮本 康彦   


こんにちは 横芝光町の宮本です。
中途での障害から千葉盲学校で鍼灸マッサージを教わり、平成3年の卒業と同時に現在の地で開業して今日に至っています。
ほぼ毎日母屋と治療室の行き来だけで 門から一歩も出ない日もあり、出かける日もあまり多くは無いので 携帯もそれほど必要とはしていなかったのですが、家を留守にしたときには便利なので ガラ携と揶揄されるものは使っています。
古いパソコンをようやく操ってネット検索したり メールを送受信したり ガラ携でショートメールの送受信ができれば十分とは言えなくてもこれまでは まあまあ用が足りていました。
もうすぐ70歳になろうとする高齢者には さまざまなIT機器やSNSなどの事はよく分かりませんので、いずれガラ携が無くなるまでには技術の進歩が著しい今日、もっと使い勝手の良いスマフォができるだろうから それからでも遅くは無い、それに凹凸の無い平面の画面を指で操作するなんてとても視覚障害者に容易にできるわけがないと思い込んでいましたので スマフォは全く念頭に有りませんでした。 ところが今度iPhone(アイフォン)を手にする機会があり、思っていたよりも遥かに便利な機能が多くあると分かり、それにちょっといじってみると思ったよりも操作は難しく無さそうなので 改めて感心すると同時にそんな事まで出来るのかと感動さえ覚え ました。
指が何となくこわばってスムーズに動かず 指先の感覚も鈍ってきている私のような者でも練習を重ねれば、ある程度までは使えるようになりそうだと思いました。

基本的には1本 2本 あるいは3本の指で画面をスーと横やたてになでたり
1本 2本または3本の指で1回または2回あるいは3回画面を軽くたたいたりして操作するのですが、もちろん操作は全て音声で案内してくれますので思っていたより難しくなさそうです。 練習次第でいろいろな事ができて行動の幅が広がり 生活が豊かになりそうなので自由に使えるようになるのがとても楽しみです。 第五世代の通信システムが来年から始まり 自動運転の車が公道を走るようになり重度の障害者が複数も国会議員になる時代にあって、たとえ視覚・聴覚・身体などの障害があってもアイフォーンを始めとした便利なIT機器を上手に利用すれば、かなりの不自由が解消できそうなので 私たちにはアイフォーンはこれからの一番の必需品になるのではないかと思いました。 皆さんもiPhone(アイフォン)を是非検討してみて下さい。千葉県アイパートナー協会の方で出来る限りの支援をしてくれるものと思います。
【3日間でできた事】 ★電話、スカイプ等の通話、グループ会議ができました。
★メールが読めました。
★メールを送る事ができました。
★インターネット、ホームページを見る事ができました。
★音声で呼び出す事、検索する事ができました。

【千葉県アイパートナー協会、企画】
●10月頃には、iPhone(アイフォン)導入使い方研修会も企画しております。

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