流山市視覚障害者協会からのお知らせ令和7年3月号
※ただいま音訳は収録中です。楽しみにおまちください。※PDF版では本号で使用した写真やイラスト等の説明書きを掲載しています。音訳と合わせてお楽しみください。
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目次
はじめに
1. 会長挨拶
2. 活動のご報告
3. 令和7年1月定例会・新年の集い報告
4. 写真ページの説明
5. 定例会のお知らせ・これからの予定・クラブ活動
6. 流山市障害者支援課からのお知らせ
おわりに
令和7年3月1日(水)発行
流山市視覚障害者協会会報
会報「しんかぜ」757号
発行 2025年3月1日
三月の花といえば桃でしょうか。そしてひな祭りです。
この頃はお雛様が飾られている公共施設が多くなりました。お雛様を見ると母の言葉を思い出します。「毎年お雛様を出してあげなさい。三日が過ぎたらさっさとしまいなさい」と。いくつになっても残っているものですね。
庭には寒さに耐えた木々たちが冬芽を膨らませて春の準備をしています。
例年この時期寒の戻りが訪れて驚くことがありますが、春は遠慮がちに、でも着実に向かってきています。待ち遠しいですね。
今月の表紙
流山コミュニティプラザの桃の木 2階研修室から望む
中国が原産の桃の木は、古来より再生や豊穣の象徴とされ、この木で作った道具には邪気を祓う力があると考えられました。その実である桃は不老不死の象徴で、そして不老不死の世界は「桃源郷」と呼ばれます。
日本でも古くは古事記や日本書紀に不思議な霊力があるとされました。桃と言えば「桃太郎」は日本人なら誰もが知るお話です。また3月3日の「桃の節句」、元々は邪気払いの日だったようです。
※このページには1枚の写真があります。
大きな桃の木に濃いピンク色の桃の花が枝いっぱいに咲いています。 空は青く澄んでいて、ピンク色の桃の花とのコントラストが美しいです。
1.会長挨拶 会長・染谷雄一
皆様、いつもありがとうございます。感謝します。
令和7年もはじまり、アッという間に40日が経ちました。この会報が届く時には、60日が経っているのですね。時間の経過は誰でもみな同じです。楽しい時間を過ごしてくださいね。みなさんの楽しい時間を作れるように、当会活動も充実させていきたいと思います。みなさんのご参加とご助言をお願いします。
染谷が会長になりまして、8年が経ちます。流山市の障害福祉については、いろいろと改善を要望してきました。改めてみなさんとも話していかなければと考えております。
福祉を求める方の人数は増えてはおりますが、支援をする方の比率が追いついていない状況です。みなさん一人一人に変化をお願いする時代がやってきました。当会も一歩進むために改革をしていきたいと思います。詳しくは、3月の定例会・午後の全体会議にてお話をしていきたいと思います。ぜひ参加してくださいね。
1月には、流山市長へ新年のご挨拶に「手をつなぐ親の会」様と行ってきました。要望内容は別途ご紹介しております。当会会報も市内18箇所の公共施設においていただいております。多くの方から読んでいるとのお声も聞いております。ありがとうございます。
令和6年度の会報も今回が最後になります。年に6回の会報を今一度読み返していただきまして、ご意見をいただけますと幸いです。来年度へのご意見も募集しております。みなさんの必要な情報や困りごと、解決したことなどを会報で紹介させていただければと思っております。高齢になって目が見えなくなって困っている方が増えているようです。そんな方々にも当会を知っていただき、何か一つでもできることや楽しめることができるように、みなさんの体験をご紹介ください。
「でも」の口癖を「どうしたらできるかな」に変化させてみてくださいね。きっとできることが増えますね。一緒にできることを増やせるように、できる体験を一緒にしていきましょう。見えなくて悩んでいる方、見えなくて困っている方、集まってください。
当会は、そんな方々とも一緒に考えて、見えなくても楽しめる未来づくりをしてまいります。多くのボランティア様と一緒に活動していきますね。ご協力に感謝します。ありがとうございます。
令和6年度も会報を最後までお読みいただきまして、改めて御礼申し上げます。ありがとうございます。
令和7年2月10日 記
※このページには3枚の写真があります。
・染谷会長の写真
・水仙の写真、キャプション:利根運河沿いに咲く水仙
・太鼓の前に染谷会長と鈴木会員がいます、キャプション:1月定例会にて お囃子太鼓を目の前にやる気満々の染谷会長と鈴木会員
2.活動のご報告
1月21日(火)、流山市長室に新年ご挨拶をし、2月定例会で勉強する3Dプリンターで作成した流山地形図と立体コピーの地図を持参してご紹介しました。
また、流山市の福祉の向上に努めていただけるように、市に対し下記のように要望いたしました。
写真2点
キャプション:流山市地形図、凹凸があって、見えない・見えにくい人でも流山市の地形が把握しやすくなっています。 キャプション:流山市立体コピー、一見普通の白黒プリントですが、黒い部分が出っ張っており、触ると凹凸が感じられます。
要望(要約)
1.障害者総合支援法にある地域生活支援事業の拡充と新規取り組み
2.視覚障害者に配慮された事業についての支援
3.流山市の地域自立支援協議会の運用の強化
4.視覚障害者へのIT機器教育の機会やインフラの確保
5.中途視覚障害の初期相談、障害者手帳取得時・等級変更時の適切な説明の強化
6.視覚障害者のスポーツ活動支援
具体的には、現在の経済状況に沿った日常生活用具の上限額見直し・意思疎通支援者・各種支援者への支援額の拡充などの経済的支援の他、災害時の障害者への適切な支援、音声パソコンやiPhone等IT機器の教育の機会、居宅介護事業所や就労支援施設・就労状況の把握等の社会参加・自立に関する支援、視覚障害者のスポーツ活動への支援などを要望しました。
写真2点
キャプション:地形図と立体コピーを目の前に、井崎市長に説明をする染谷会長
キャプション:左から:「手をつなぐ親の会」のお二人・井崎市長・染谷会長・加藤会員
流山市地形図と立体コピーを持って記念写真をパチリ
※このページには、菜の花やタンデム自転車のイラストがあります。
3.令和7年1月定例会・新年の集い報告
日時:1月17日(金)10時10分~15時
場所:障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)
送迎:有
参加:全32人
会員8人
賛助会員1人
ガイドヘルパー5人
ボランティア2人
外部出演者16人
【午前の部】
参加者自己紹介の後、東葛お囃子会の五人囃子演奏。
会員がお囃子会のメンバーから手ほどきいただき、太鼓、鐘の演奏体験を楽しみました。
次は、賛助会員の三瓶さんがピアノ演奏とウクレレ歌謡を披露。
続いて流山音訳グループと朗読ぐるうぷ おりづるさんの朗読劇を拝聴。
写真2点
キャプション:東葛お囃子会の方々
キャプション:賛助会員の三瓶さん ピアノ・ウクレレ弾き語り
【午後の部】
流山落語同好会の流々亭今いち師匠と伊太利家ぱす太師匠による落語鑑賞。
その後は、コーヒとお菓子をいただきながら会員相互の情報交換をしました。
写真1点
キャプション:羽織を着た朗読ぐるうぷ おりづるの方々
(黒枠で)
【訃報】
去る1月3日、会員の中村恵子さんが71歳で永眠されました。定例会冒頭に全参加者で黙祷を捧げました。
謹んで哀悼の意を表しますとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
4.写真ページの説明
このページは写真のみとなりますので、見えない方・見えにくい方へ簡単なご説明をいたします。
写真は4点あります。
・数人の女性が太鼓を叩いています。キャプション:東葛お囃子会の方々
・3人の女性が朗読しています。キャプション:流山音訳グループの方々
・グレーの和服の男性が落語をしています。キャプション:流々亭今いち師匠の落語
・濃紺のの和服の男性が落語をしています。キャプション:伊太利家ぱす太師匠
※このページには、餅花・赤い座布団・飾り罫線のイラストがあります。
5.定例会のお知らせ・これからの予定・クラブ活動
◎これからの予定
【3月定例会】
日時:3月21日(金)10時30分から15時
場所:障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)
送迎:有
その他:お弁当は希望により実費で注文を受け付けます。集金は当日します。
内容 午前 流山市音訳グループによる朗読の集い。
午後 全体会議
【4月定例会】
日時:4月18日(金)10時30分から15時
場所:障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)
その他:お弁当は希望により実費で注文を受け付けます。集金は当日します。
内容 午前 朗読グループ おりづるによる朗読の集い。
午後 小柴先生とコーラスを楽しむ。
※予定は変更になることがあります。
◎クラブ活動
STTクラブとカラオケクラブから活動予定のお知らせです。
ふるってご参加ください!
STT(サウンドテーブルテニス)
3月
7日(第1金曜)10時から12時
10日(第2月曜)10時から12時
31日(第5月曜)10時から12時
場所:障害者福祉センター(東深井福祉会館1階)
・まずは みんなで楽しく卓球しませんか。アイマスクもつけず、楽しくラリーを続けられたらよいと思います。
・4月の予定は会場の都合で未定です。
詳しくは、担当加藤090―7820―2085までお問い合わせください。
カラオケクラブ
検討中です。
詳しくは、担当鈴木090-3312-6790までお問い合わせください。
◆ 耳で聞く文芸 ◆
(流山市音訳グループからデイジーで郵送される内容です)
・3月 有吉 佐和子 著「青い壺」
※このページには写真1点と飾り罫線1点があります
・道に沿って水仙の花が咲いている写真
・淡いピンクの枝に桜の花と花びらが散りばめられています。
6.流山市障害者支援課からのお知らせ
1月28日に、災害に備えた地域づくりや個別避難計画について学ぶため、防災活動の専門家を招いて講演会を実施しました。 会場には自治会関係者や民生委員・児童委員を中心に、福祉専門職や関心のある市民の方が集い、防災のためには、普段からの関係つくりが大切であると、改めて学んだところです。
本号では防災に役立つ地域づくりとして、普段から取り組む事項について、下記の通りお知らせします。
■地域支え合い活動・個別避難計画について
流山市では、平時の孤立死防止や災害時の支援を目的に、75歳以上のみの世帯に属する方や身体障害者手帳1・2級をお持ちの方等を対象として、「地域支え合い活動対象者名簿」を作成し、個人情報の保護などに関する協定を締結した自治会等に提供し、地域での支え合い活動に活用していただいております。災害時の備えにもなりますので、まだ名簿登録に同意をいただいていない方は、ぜひ名簿への登録をお願いします。
また、要介護3以上の方、身体障害者手帳1・2級の方等を対象として、災害時の一人ひとりに必要な支援を定めた「個別避難計画」の作成を進めています。計画は、誰とどこにどのように避難するのか、どのような備えが必要なのかを事前に決めて、家族や地域の方と共有しておくものです。ご本人、ご家族で作成が難しい場合には、相談支援専門員やケアマネジャー等の福祉専門職の支援や市による協力が可能ですのでお問い合わせください。
名簿の登録・計画の作成に関する問い合わせ
福祉政策課(電話番号:04-7196-6605)
■配慮事項を周囲に伝えるために~「ヘルプカード」と「ヘルプシール」の活用を
援助や配慮を求めることを周囲に伝えるためのものとして「ヘルプマーク」がありますが、より実用的な「ヘルプカード」や「ヘルプシール」もおすすめです。
「ヘルプカード」は財布などに収納できるコンパクトなサイズで、配慮が必要な内容を予めに記載できるので、緊急時にもスムーズに伝えることが可能です。
また、「ヘルプシール」は、障害の内容や配慮事項を予め印字したシールで、パスケースやスマートフォンなど、身の回りの持ち物に貼っておくことで、必要なサポートを周囲にわかりやすく示すことができます。
配布を希望される方は、障害者支援課までお問合せください。
お問合せはこちら
流山市障害者支援課
電話:04-7150-6081 ファクス:04-7158-2727
流山市障害者支援課
※このページにはイラストが3点があります。
・非常用持ち出し袋のイラスト
・水や食料品などの非常時に必要なもののイラスト
・家族三人で避難場所を確認しているイラスト
タイトルはピンクの鉛筆のイラストと下線が引かれています。
☆ 視覚障害についてのご相談、このお知らせについてのお問い合わせは ☆
流山市視覚障害者協会 会長 染谷 雄一
〒270-0115 流山市江戸川台西1-51-3 (有)もみ太郎内
TEL04-7152-9920 FAX04-7152-9921
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